メキシコで発生した豚インフルエンザ由来の新型インフルエンザは、アメリカ、カナダの北米を始め、世界21カ国で感染者が発見され、世界に広がっています。我が国では、国や各都道府県が全力を挙げて、国内への進入阻止に向けて取り組んでいます。何とか、大流行にならないよう対応できたらと思います。できる限り侵入を防ぐことで、新型インフルエンザのワクチンの開発が間に合い、今後の流行に備えることが出来るとよいと思っています。
現時点では、インフルエンザ治療薬の「タミフル」「リレンザ」は有効と考えられていますので、治療に問題はありません。あまり課題におそれたり、パニックになることはありません。
国内での感染が相当数みられるまでは、10日以内に、海外から帰国されて、発熱や咳嗽、鼻汁があり、感染症を疑われた場合には、すぐに医療機関を受診するのではなく、かかりつけの先生に「電話」で相談されるか、各地域の保健所の発熱相談センターに「電話」をしていただいて、その指示に従われるとよいと思います。そこで、指示を受けて次の行動に移るようにしてください。
5月現在で、季節性のインフルエンザも散発しています。渡航歴がない方は、かかりつけ医を受診されるとよいと思います。
残念ながら、治療薬が、国の指示で管理されている状態ですので、すぐに治療が受けられないこともあるかもしれませんが、冷静な対処をされるようお願いします。
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