たくさんのお母さん方の、一番の悩みは、わが子が他の子ども達と同じように普通に育っているかどうか?ということが一番の悩みではないでしょうか? このコーナーでは、子育ての不安について、少しずつ考えたり、質問に答えて行けたらと思います。
子どもの発達は、首がすわり、寝返りし、はいはいし、つかまりだちして、つたい歩き、
そして一人で立って、歩くようになります。
それでも、子どもさんによっては、あまり這い這いせずにつかまり立ちしたり、
お座りの姿勢で移動したりと、色々違いがあります。順番に成長していくのが理想的ですが、
間をぬかして発達することはよくあることです。自分で、次の段階へすすんでいるのなら、
体の発達に合わせてのことですので心配はいりません。ムルやりにさせていなければ問題ないと思ってください。
当院での乳児健診や長岡京市や大山崎町の乳児健診でも多い質問です。
育児書は、多くの人たちの悩みを解消するために、標準的なことがかかれています。
こどもさんが10人、100人いれば、極端に言えば全て、性格も発達も異なります。100人が100人同じ発達や性格だったら怖い物があります。
人は人、わが子はわが子の発育を示します。よそのお子さんと比べる必要はありませんが、心配なときには、小児科の先生に相談してください。
日本は、医師免許があれば、開業するときに何科を標榜しても良いことになっています。
でも、たくさん診療科が並んでいても、一番最初に書いてあるものがその先生のメインの診療科と考えてもらえばよいでしょう。一番自身のある診療科を最初にあげられていることがほとんどです。内科、小児科・・・とあれば、内科の先生が小児科も見ておられる。小児科、内科なら小児科医が内科の患者さんも見ているということです。
上手に、判断して受診されると良いでしょう。