診療目標
明るく、優しい心、丈夫な体に育てるお手伝いを
昔から、小児科医は、こどもの自然に治る力で病気を克服するお手伝いをするのだと言われてきました。もちろん、外科的な手術をする事が必要な場合もありますのでそういう場合には、外科医にお願いしたりする事もあります。しかし、基本は子どもの自然治癒力が最大限の力を発揮できるようにすることが、我々の仕事です。
熱が出たからと言ってすぐに頭がおかしくなったりはしないとお話をしても多くのお母さんやお父さんは心配でいたたまれない状況になるのは昔も今も一緒です。いや、子どもさんが少なくなった分だけ今の方が心配を強いかもしれません。
でも、普段の様子と、どこが違うのか元気がないのか、ぐったりしているのか、意識がおかしいのか、十分に観察して、かかりつけの小児科医を受診してください。当院では、受診された患者さんの病気により、必要な場合には、京都のみならず、近畿一円で最適の病院の専門家に紹介する事も出来るよう、最新の情報の収集に努めています。
医療とは、継続的に患者さんとともに取り組んでいくものです。小児科医は、さらに、心身の発達にも目を向けて日常診療に取り組む必要があります。
京都府医師会長という責務があり、時に代診の先生方の診察になる事もありますが、常に患者さんとともに歩んでいきたいと思っています。お気軽に相談、受診していただけるように日常診療に取り組んでおります。