Vol.11 インフルエンザについて2
1.今年の感染症サーベイランス定点観測で発生数が1.1を超えました!!
暖冬で、今年の(19年)1月は、感染症が少なくインフルエンザの発生も例年より少ない状況が続いて
いましたが、先週の報告で全国の平均の発生数が1.0を超え、流行段階に入ってきました。
インフルエンザ感染情報マップはこちらから
国立感染症研究所感染症情報センター
2.インフルエンザと風邪はどう違うの?
大きな違いは、インフルエンザは、急激に発病して、全身症状(関節痛や倦怠感、悪寒など)が強いことです。
また、39度を超える発熱や気管支炎・肺炎の合併、脳炎などの発症が多いのが特徴です。
集団生活(保育所、幼稚園、学校、職場など)で、爆発的に流行するのも特徴です。伝染力が強く、数日で感染が広がります。
3.熱が下がれば登校・登園できますか?
学校保健法では、解熱した後2日を経過するまで出席停止となっています。タミフルなどインフルエンザに効果のある薬剤が使われ、経過が短くなっていますが、熱が下がってもウイルスは排泄しています。すぐには登校できませんので、かかりつけの医師の診断と、許可を得てから登校・登園してください.
4.長岡京市の流行状況は?
今週初め(1月29日)より、一部中学や、幼稚園で、集団的な発生が見られているようです。
2〜3週間は流行が続きそうです。
ワクチンを接種したかたもしなかった方も、外出から帰ったときには、手洗いとうがいを忘れずに!!
また、出来る限り人混みは避けましょう
マスクも忘れずに!!
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