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子どものケア・子育てコラム

Vol.12 インフルエンザについて3(平成19年3月3日(土))

1.サーベイランス定点観測で発生数が18を超えました!!

暖冬で、今年の(19年)1月は、インフルエンザの発生が例年より少ない状況が続いて
いましたが、2月に入ってインフルエンザの発生が増加、2月19日からの週で定点あたりの発生数が18を
超えており、今シーズンのピークが来ていると思われます。
インフルエンザ感染情報マップはこちらから
国立感染症研究所感染症情報センター

2.タミフルの副作用が言われていますが?

インフルエンザの治療に、抗ウイルス薬の出現で、早く症状が軽快するので、多くの患者さんが喜んでおられましたが、最近、副作用を思わせる報告が報道されています。
共通していることは、中学生前後の年齢に多いことと、無意識に家を飛び出したり、マンションの上の階から飛び降りたりということです。また、病気にかかり抗ウイルス薬を服用した日の発症が多いようです。
今は、副作用についての注意を十分医師から聞いて、了解の上服用することと、服用2日間は一人にしないようにという注意が必要です。
医療機関で十分に説明を聞き、タミフルを使用するかどうかご検討下さい。

3.検査はすぐに出来て結果はすぐにわかりますか?

学校や、幼稚園、保育所で流行しているので、発熱に気づかれると、「すぐに病院に行って検査を受けて下さい」といわれるケースが多いようです。関係者の気持ちもわかるのですが、発熱してすぐに受診されても検査で正確に判定することは困難です。検査で正しい判定が出来るようになるには、発熱後半日くらいたっていないと無理だといわれています。もちろん、例外もありますが、早期に受診された場合には、少し時間をおいて再度検査する必要があることも多いのでご理解いただきたいと思います。.


ワクチンを接種したかたもしなかった方も、外出から帰ったときには、手洗いとうがいを忘れずに!!
また、出来る限り人混みは避けましょう
マスクも忘れずに!!

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