森小児科医院 - 医療トピックス　Vol.4

・水分が不足し乾燥

・バリア（防御）機能がおちる

・かゆみを感じやすくなる

・感染しやすくなる（とびひ等）

　皮膚の働きが異常になっているので、それを補うようにするのが基本です。

　そのために、スキンケアが大切ですが、特殊なものは必要ありません。高い石けんやクリームなども必要ありません。優しく普通に皮膚の手入れをすればよいのです。

１．毎日入浴、シャワーで皮膚を清潔に

・汗や汚れはすぐに落としましょう。

・石けんやシャンプーは強いものは避けましょう

・洗った後は、石けんが残らないように

・特殊な石けんやシャンプーは必要ありません

・入浴剤や沐浴剤は皮膚に刺激を与えるものが多いので避けましょう

・入浴後は、出来るだけ早めに指示された外用薬を塗りましょう

・熱いお風呂はかゆみをまします

２．皮膚の保湿と保護は欠かせません

・外用薬は皮膚の乾燥防止に欠かせません

・子どもさんの皮膚にあった外用薬を使いましょう

・ステロイド軟膏を恐がりすぎないように

３．その他の注意点

・新しい肌着は使用前に水洗いを

・洗剤にも注意、よくすすぐようにしましょう

・掻かないことがスキンケアの一番大切なポイント

　　　爪を切ったり、手袋や包帯を活用しましょう

・室内の清潔と適温を

京都府・長岡京市にある小児科医院です。