森 小児科医院
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診療目標




優しい心と健康なこどもに
育てて貰うお手伝いを 



小児科医は、こどもの自然に治る力で病気を克服するお手伝いをするのだと言われてきました。お薬も必要ですが、基本は子どもの自然治癒力が最大限の力を発揮できるようにすることが、我々の仕事です。

はなが出たから抗生物質、熱が出たから抗生物質というのは今やありえません。
でも、ハナや咳の症状を少し抑えたり熱を少し下げてあげると食事が取れたり母乳を飲んだりできるようになりますし夜も寝られたら風邪に対する自然治癒力、抵抗力が活かされます。
風邪と言われる感染症の8〜9割はウイルス性です。抗生物質では治りません。
小児科医はお子さんのかかりつけ医、主治医として適切な治療に努めています。

熱が出たからと言ってすぐに頭がおかしくなったりはしないとお話をしても多くのお母さんやお父さんは心配でいたたまれない状況になるのは昔も今も一緒です。いや、子どもさんが少なくなった分だけ今の方が心配を強いかもしれません。
でも、普段の様子と、どこが違うのか元気がないのか、ぐったりしているのか、意識がおかしいのか、十分に観察して、かかりつけの小児科医を受診してください。

医療とは、継続的に患者さんとともに取り組んでいくものです。予防接種は、常に健康を管理している主治医が接種するのがベストです。予防接種は痛いから他所でうって、かかりつけ医では痛いことはさせないというのは間違いです。ワクチン接種だけ来られてもこちらもよく分からない子どもさんに接種するのは怖いのが本当のところです。かかりつけ医なら自分の所の患者さんは自分で接種するのが当然です。
小児科医は、さらに、心身の発達にも目を向けて日常診療に取り組む必要があります。
常に患者さんとともに歩んでいきたいと思っています。お気軽に相談、受診していただけるように日常診療に取り組んでおります。