森 小児科医院
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今月の話題


なんと言っても、新型コロナウイルス肺炎が大問題となりました。医学的にも、十分解析されきっていない感染症なので皆さんには大変わかりにくく、不安だと思います。
専門家の情報等をもとにポイントだけ書いておきます。
デマも多いので気をつけてください。
httphttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
厚生労働省のHPです。以外に分りやすいので参考にして下さい

1.感染力が大変強い
2.潜伏期間、ウイルスの体内保有期間が長い
3.体外でも中々死滅しない。(4日程度)
4.重症になるのは、病気を持ったご高齢の方に多い
5.無症状でウイルスを排出する方がかなりおられる

ということでしょうか。

検査を望む方が多いのですが、今のインフルエンザの様に診療所で検査が一般に出来る様になるかというと基本的に当分の間は無理です。
理由は、
1.現在は、ワクチン、治療法が確立していない
2.感染が分かっても、元気なら自宅待機しかありません
3.検体を採取する我々医療者の感染が防ぎきれない
4.重症の方の医療(生命を守る)を確保するため

では、どうなるのでしょうか。

新型インフルエンザで大騒ぎになったときも、重症者はそれ程おられずに治まりました。コロナウイルスはどうでしょうか?
このウイルスは、暖かくなったら死滅するとか湿度が高いと流行らないという特性はないようです。従って、インフルエンザの様に夏になればなくなるというものではなさそうです。しかし、軽症の方が沢山おられるということは感染されても抗体を獲得していけばいずれは、皆さんが抗体を持たれて流行は落ち着いてくるのではないでしょうか。長期戦になりますが怖がりすぎず横着にならず慎重にということが大切だと思います。
コロナウイルスは、6種類あり、従来から人に風邪症状を引き起こすウイルスは4種類あり、風邪の原因ウイルスの10〜15%を占めると言われています。今までに風邪の症状で罹っている人もあるということです。もちろん、従来の弱毒性のコロナによってですが
ただ、時々強毒性のウイルスが重篤な感染を引き起こします。それが、2002年のSARSと2012年のMERSです。今回が3度目の強毒タイプと言うことです。

基礎疾患のない方は、日常的な感染予防と規則正しい生活で体の消耗を抑えて抵抗力を確保しましょう。皆がコロナ感染で医療機関に押しかけているわけではありませんので、かかりつけ医で適切な治療と指導を受けて下さい。基礎疾患をお持ちの方もかかりつけ医でしっかりと治療を受けて、必要なときに医師の支持に従って帰国者・接触者が依頼で検査を受けると良いでしょう。