感染症の状況 令和5年9月30日
子どもたちの感染症が急増しています。アデノウイルス感染、コロナウイルス感染症は以前多く、インフルエンザが流行中です。今年の1〜2月の頃と変わらない位増加しています。高校生、中学生を中心に感染が拡大し学級閉鎖も増えています。最近は、小学校、保育所でも増えています。コロナは発熱して間なしでも陽性に出ることも多いのですが、インフルエンザは少なくとも半日以上経っていないと検査で確認は困難なこともあります。発熱の状態を見ながら受診ください。
また、コロナのワクチン接種が9月20日から始まっています。ご希望の方は早めに接種をお願いします。
また、10月第2週からインフルエンザワクチンの接種を始めますが、当院受診の方接種を優先させていただきます。毎年インフルエンザだけに来られる方にはかかりつけ医での接種をお願いします。ワクチンにはリスクもつきものですので普段の状態を見ておられるクリニックで接種が正しい受診の仕方だと思います。
現在のウイルスはXBB.1.16に変わりつつありますがXBB系統と言われるウイルスが主となり5類移行前のオミクロン株系統と変化しており、オミクロン株2度目、3度目の感染という子供さんも多くなっています。
一度かかったから大丈夫と思わず、手洗い、換気、人と合うときはマスクするなど感染対策が大切です。