森小児科医院です。

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• コロナ感染第6波が始まりました。行楽シーズンと年末年始の移動と会食で感染が急増しています。感染者が増えると最低限同じ比率で重症の方が増加、病院は大変厳しい状況になっています。既に、全ての方が入院できる状況ではなく、ﾎﾃﾙ療養や自宅療養となっています。病床が逼迫しないようこれからも感染予防対策が最重要です。
  ワクチンもしたし、若い人は重症化しないと思っておられるかも知れませんが全てがそうとは言えませんし、若い方から家庭内感染、学校や医療施設、介護施設で働く方へと感染し、高齢者へと拡散してきました。
  若くても、無症状でも全く体にダメージがないという保証はありませんし後遺症に悩まされている方も多いのが実情です。うつらない、うつさないが大原則です。
  
  経済活動を止めるなという評論家もいますが、皆が感染して医療だけでなく、必要なお仕事が出来なくなると、警察や消防署、ゴミ収集や交通機関などもストップしかねません。調子に乗って多くの方が飲んで騒いで緊急事態に戻らない様祈るばかりです。

• 過剰に心配されている方とのんきすぎて困る方に分かれてきている様に思います。少なくとも、マスクや手指消毒薬は品切れという状況ではありませんのでマスク、手洗いはしっかりとする必要があります。
• 子どもの感染の8割は家庭内感染です。ご両親が外で感染して家族にうつるというのが一番多いので、まず、ご両親が感染予防と感染しやすい所には行かない様に注意をして下さい。
• 感染は、飛沫感染、空気感染と判明していますが接触感染にも注意が必要です。マスクを触ることは感染の機会が増えますので、触る前後は手指消毒をしたり、机や食器波清潔にしておくことも大事です。また2才未満のお子さんのマスクは不要です。
• マスクは、鼻を覆うのが大切で顎にマスクをしても意味がありません。不織布で鼻をしっかり覆うことでインフルエンザ予防にもつながります。スポンジマスクや鼻出しマスクの方は手指消毒も不十分で感染対策の意識が少ない様に思います。
• 適切な情報を精確に知り正しく恐れることが大切です。